山内マリコの同名小説を、橋本愛主演で映画化した『ここは退屈迎えに来て』が10月19日(金)に公開される。この度、本作の主題歌および劇伴をフジファブリックが担当することが決定。合わせて、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。
本作は、東京で就職した後に地元へUターンした「私」が、退屈な日常に変化を求め、高校時代に憧れていた「椎名くん」に会いに行くさまを描いた青春物語。何者かになりたくて東京で就職したものの、10年経って何となく地元へ戻ってきた主人公「私」役の橋本愛をはじめ、元彼「椎名」を忘れられない「あたし」役に門脇麦、青春時代にみんなが恋焦がれた「椎名くん」役に成田凌がキャスティング。監督を『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『伊藤くん A to E』『ママレード・ボーイ』などで知られる廣木隆一が務める。
予告編では、夢をあきらめて地元に帰った橋本愛演じる<私>や、元カレをあきらめられない門脇演じる<あたし>の、大人になった誰もが感じるであろう、かつてキラキラしていた青春の終わりへの捨てきれない憧れや切なさが描かれ、見る人の記憶を蘇らせて心を震わす仕上がりになっている。
本作でフジファブリックは、書き下ろし主題歌「Water Lily Flower」に加え、劇伴も担当することも決定。映画音楽への完全監修は、デビュー14年目にして今回が初めてとなる。今回制作に当たり、一足先に作品を鑑賞したボーカル・山内は「国道、ファミレス、ゲーセン。舞台は僕が生まれ過ごした場所ではないのに、スクリーンには知っているような故郷の風景が広がっていました。一人一人の心の揺れや移り変わりと音楽をマッチングさせたいと思いましたし、フジファブリックとして様々な場面でこの作品に加われたことを誇りに思います」とコメントしている。
フジファブリック 山内総一郎 コメント
国道、ファミレス、ゲーセン。舞台は僕が生まれ過ごした場所ではないのに、スクリーンには知っているような故郷の風景が広がっていました。一人一人の心の揺れや移り変わりと音楽をマッチングさせたいと思いましたし、フジファブリックとして様々な場面でこの作品に加われたことを誇りに思います。劇場で観れる日が待ち遠しいです!
映画『ここは退屈迎えに来て』は10月19日(金)より全国公開
© 2018「ここは退屈迎えに来て」製作委員会